設定資料

   世界観

 技術力は現実世界とさほど変わりありません。
ただ、乗り物は飛行機がありません。重力だとか空間だとか、そんな理由で空を飛ぶことが出来ないのだと思ってください。
単車も自動車も自転車も存在します。銃も、ナイフも、もちろんあります。
簡単に言うならば、以前から公開したり消したりしていた『何でもお任せ!』と同じ世界・時間軸のお話で。
『何でもお任せ!』のキャラが出るかどうかは、私の気まぐれです。ネタバレはありません。
 魔法などの便利な力もありません。使える人がいないこともないのですが、このお話には絶対出てきません。


暦の流れですが、一応四季らしきものがあります。ただ、気温の変化はあまりなくて、湿度が高くなる、乾燥する、肌寒い、少し暑い、程度の違いです。
一年は花の月(花が咲き始める時期=春)から始まり、雨(雨期)火(夏)風(秋)砂(乾期)氷(冬)の、六つの月で廻ります。
一月は60日、陽の1日〜30日・陰の1日〜30日と数えられています。
お話自体は、氷の月から始まっています。

   登場人物

メインキャラクターの3人を中心に、サブキャラクターは大まかな紹介のみとさせていただきます。
これ以上はネタバレなのでご容赦くださいっ


 ジフラール=メディト《愛称・ジル》(25)♀
伸ばしっぱなしの薄茶色の髪と、紫色の瞳が印象的な心臓血管外科の女医さん。 年齢と外見がつりあっていないことを少し気にしている。腕のたつ中堅どころ。 いろいろないきさつを経て国立病院に赴任してきたが、現在それをほんの少し後悔している。ジオが大の苦手。

 ミリエット=リフ《愛称・ミル》(26)♂
エルスワース病院稀代の天才外科医と呼ばれる人。 いつも穏やか、ふわふわした口調で話すため、本当にこの人が?と疑問視されることもたびたびだが、いまだかつて彼の執刀した手術に失敗はない。 男性にしてはやや華奢な体つきで、癖のある麦わら色の髪と青い瞳をしている。

 ウィルジオ=ハヴェル《愛称・ジオ》(27)♂
クールな態度と的確な処置、時折見せる物憂げな横顔と無造作に吐き出される毒舌が特徴の内科医。 ミリエットとは正反対の性格だが、何故か仲がよく、一緒に食事をとったり、出かけることもあるらしい。 焦げ茶色の髪と深紅の瞳をした、長身の美男子。

 アルサス=レン(28)♂
ダークブラウンの髪とワインレッドの瞳をした脳外科医。俺様な態度だがそれに見合うだけの才能も持っている。 実はウィルジオの○○○。昔のことも知っている。

 ダレン=クレノイア(25)♂
黒髪、青眼の整形外科医。ジフラールとは大学、インターン時代の同期。 故にジフラールの色々なことを知っている。子供好き。

 クロウ=イクス(26)?
金髪・灰青色の瞳をした薬剤師。オネェ言葉で話す自他共に認めるオカマ。だが、はっきりと性別を確認した人は誰もいない。 エルスワース病院の美人薬剤師として有名。ジフラールを妹のように可愛がっている。

 ソルティス(27)♂
赤茶色の髪と黒い瞳を持つ精神科医。クロウとはル○ンととっつぁんのような仲(笑)。 普段は物静かで人好きのする笑みを絶やさない人だが、ひとたびクロウのこととなると他のことが見えなくなる。

 ルヴァール(23)♂
黒の長髪、瓶底眼鏡装備のレントゲン技師。大腿骨マニア。レントゲン室を『電波室』『異空間』と言わしめる最たる原因。 人体の美しさに心酔している。眼鏡を外すと?

 ハリス(21)♂
ルヴァールにとことん迷惑と精神的苦痛を与えられている技師助手。灰色の髪・茶色の瞳。

 ロイ(30)♂
淡い金髪と青緑色の瞳を持つ内科医で、ジオの先輩。

 シーナ(25)♀
赤毛に緑の瞳の看護主任。ロイ内科医の妻。

 ノーチェ(24)♀
茶髪に氷色の瞳の看護婦。シーナの後輩で、妄想癖を持つ。

 フォレスター(永遠の21)♂
銀髪碧眼の美容外科医(花の月から赴任予定)。

 タニア(28)♀
金茶色の髪と濃い青の瞳をした小児科医(風の月から赴任予定)。