異世界FTキャラを質問攻め
ストーリー開始時のキャラクターに色々質問してみた次第でございます。
ほどほどに長いので少し退屈かもしれませんが、まぁ、こいつらのことは色々分かると思います。
question01
まず、お名前をどーぞ。正式名、本名などあればそちらも。
ディーネ=クレス、です。(本名は、ディオネ=クレセントなんですけど。)
アーサー=プリズムだ。
question02
あなたの性別・髪や瞳の色・体格・民(種)族など(あれば)身体的特徴を教えてください。
女、です。髪は銀、瞳は藤色です。体格は、ごく平均的だと思います。月の王国の民独特の色彩ですね。身体的特徴、と言うか……私の声は、特別な声なのです。
男、髪も目も黒……え、体格?そうだな、結構しっかりしてる方だぞ。これでも、武術は一通り触ってるからな。ディーネがあぁ言ってるけど、俺もそれなりに特殊な声。
question03
あなたの故郷について語ってください。
月の王国の……ことですか?えっと……とても、平和な国ですよ。小さないざこざはあるようですが、私のいたところは、とても、とても平和でした。
ここ、太陽の国だな。太陽の国は、他の国とは違って、隔離された……って言うと言葉が悪いんだが、浮遊大陸にある。それだけ特殊、なんだよ。色々とな。
question04
あなたが今いる国(都市・土地)について教えてください。
太陽の国の、來宮です。太陽の国は浮遊大陸にあるので、この大陸全てが一つの都市になっています。
他の国なら、小さな集落が国土のあちこちにあるんだろうが、この国は、それほど大きくない浮遊大陸の上にある。だが、人口はどの国よりも多いんだ。栄えてる、って言うとまた語弊がありそうだが、だからこそ土地を無駄に出来ない。
太陽の国は交易都市、商人と職人の集う国。原料は下の広い土地から運び込まれ、太陽の国に集う職人たちの手によって加工され、集まった商人の手によって再びこの国から出て行く。
そのとき得た税や利益で、この国は食料を買い入れる。自給自足率は10%にも満たない……交易だけで栄えている、危うい国だよ。ほかに手はないから、どうしようもないけど、な。
question05
あなたの職業(地位・称号)は?
光の歌姫で、月の……な、何でも、無い、です。(この人の前では、月の王国の王女で月神殿の姫巫女だなんて、言え、ない)
この太陽の国の、第一王子。
question06
あなたの家族について教えてください。
父と、母が。兄弟はいません。
父親と母親と、弟が1人。
question07
あなたが今身につけている服装について教えてください。あれば武器防具アクセサリなども。
え、と……今は、淡いエメラルドブルーのワンピースを。太陽の国は太陽に近い分暑いので、フレンチスリーブで、薄い生地で仕立てられています。髪が長いんですけど、それは、今のところ、紫水晶をあしらったピンで軽くまとめてあります。
ノースリーブの黒のシャツ。同じ色のズボン。左耳に一つピアスホールがあるから、そのときの気分で色々とつけたりつけなかったり。今は付いてない。右腕の半ばに、銀細工のバンクルが。これ、もう抜けないんだ。
question08
あなたの信仰(宗教・伝説など含む)について教えてください。
私の国は、月の女神様を信仰しています。この世界は、太陽の男神様と月の女神様によって築かれ、世界を守護する“光の歌”と、5つの国の王家の者が降り立ったことで始まりました。
月の王国と太陽の国は特別なんだ。男神と女神だけを奉る神殿を護るためにある。他の国は、創世の二神と自然信仰を中心にしている。
question09
上司・主君などはいますか。どんなひとですか。
おと……いえ、その、月の王国の国王陛下には、大変お世話になっています。突き詰めると、私の……光の歌姫の主君は、創世の二神なのですけれど。
王子、だから、主君、というのも不思議な話だが、父上殿、国王陛下は俺の主君になるな。
question10
恋人(夫・妻)はいますか。どんなひとですか。
いいえ、おりません。……このような声ですし。
恋人未満、っつーか……その場限りなら、いたか。特定の相手はいない。
question11
特殊技能などあれば教えてください。
この声で、歌う音色で、人々に歓びを運べる、光の歌に認められた声を、持っています。
光の歌姫ほどの秀でた力は無いが、まぁ、それなりに人を左右できる声、らしい。それから……本の丸暗記が得意だ。
question12
体を動かすのは得意ですか。動作は速いほうですか。力は強いですか。
運動は、あまり得意ではありません。舞いのように、感覚で体を動かすのは得意ですけれど。動作は……普段はもたついて速くはありません。力も、強いと言うほどではないでしょう。
あんまりじっとしてるのは性に合わない方だ。身軽なのは、剣術でも有利だし。力も、人よりは強いはずだぞ?
question13
書物は読めますか。読むのは好きですか。
はい、読めます。好きです。
読むと言うか、見ると言うか……
question14
喋るのは好きですか。母国語以外に話せる言葉はありますか。
私の声は、普通の方と日常会話ができるものではありませんから……少し、苦手です。母国語、というか、この世界で通用する言葉以外には、古代神聖語をいくらか。創世の二神が用いた言葉なのだそうです。儀式などで、使います。
俺は、普通の今しゃべってる言葉だけ。神聖語なんて、普通に生きてる限りでは使わないもんだからな。
question15
行ってみたい所はありますか。それはどんなところですか。
……他の、国へ。この太陽の国へ来たことを、足がかりに。
そうだなー、俺が行ったことのある場所なんて限られてるし。世界は、広い。浮遊大陸である太陽の国から見下ろしても、世界の果ては見つけられない。一度、それを探しに行くのも面白いかもな。
question16
好きな食べ物は何ですか。それはどんなものですか。
果物……白桃や、葡萄、梨などの、水分の多い薫り高い果物が好きです。
基本的に好き嫌いはしないから……まぁでも、食い応えのあるものは大概。
question17
嫌いな食べ物は何ですか。それはどんなものですか。
えっと、香りの強いチーズは、苦手、です。ミルクや、ヨーグルトは平気なんですけど。
青臭すぎる葉物の野菜。どうも、匂いがきついものは他の素材のよさを消すような気がするから。食べられないもんではないと思う。
question18
朝起きてまず最初にする事は?
胸の中で、女神様に、朝のご挨拶を。
体起こして、伸び。寝起きはいい方なんだ、俺。
question19
夜寝る前に必ずする事は?
女神様に、今日一日の無事を感謝してお祈りを。
寝る前?……これと言って、考えたこと、ないな。
question20
苦手な人はいますか。どんなひとですか。
えっと……この人?
……って、俺か?
question21
尊敬する人はいますか。どんなひとですか。
お父様と、お母様です。どんな、って……ちょっと変わった、でも、素敵な両親です。
王太子殿下、かな。やっぱり俺にとっては、あの人は誰よりも特別な人だから。俺の剣の師匠で、俺を身分や外見だけで見ない、素晴らしい人だ。
question22
死んでもやりたくない事はありますか。それはどんなことですか。
与えられたこの声と、運命を呪うこと。私は、私に誇りを持っていますから。
やりたくないこと、なぁ……特に考えたことないな。俺結構刹那的な思考の持ち主だし?
question23
もし、ひとつだけ願いがかなうとしたら、何を願いますか。
願いが、叶うなら……いいえ、これほど望まれた環境で、私が願うことなど、皆様の幸せだけです。
俺は、そんなお綺麗なセリフは嘘でも吐けねぇなー……あ、お前を貶してるわけじゃない。自分自身への言葉だ。
question24
もし、あなたに子どもが出来たら、どんな子どもにしたいですか。
そう、ですね。幸せな子に。その子が、自分を『幸せだ』と、はっきり言えるような子に。
子供……ねぇ。俺の子なんて、誰か、産んでくれるのか?
question25
どのように死にたいと思いますか。
……まだ、考えたことがありません。ですが、思い残すことがないよう、一日一日を大切にしたいと、そう思っています。
死に際なんて考えない。ホントに死ぬ時に思うさ、この死に方なら、満足だ、ってな。
question26
あなたの野望は。
野望だなんて、大それたこと……
目下の野望は、王太子殿を剣術で負かすことだ。その次は……まぁ、見てのお楽しみ?
question27
自慢話をおひとつ。
私は、自分自身を誇りに思っています。……こういうの、駄目ですか?
俺は俺の全てが自慢だ。こんないい男、なかなか見つけられないぞ?
question28
今までで一番恥ずかしかった事は。
4歳の時……中庭の噴水の縁を爪先歩きしてたら、女官長に悲鳴を上げられて、びっくりして、池の中に落ちたことが……。
恥ずかしかったこと……なんて、人前で明かす義理はない。
question29
今までで一番嬉しかった事は。
……ある人と、出会えたこと、です。
あぁ……そうだな、俺も、出会い、かな。
question30
今までで一番ショックだった事は。
えっと……うーん……すぐには、思い当たりません。申し訳ございません。
……秘密、だ。
question31
戦争をどう思いますか。
……国々の関係は友好的です。創世の頃から、変わらず平和なのです。小さな諍いが起こることはありますが、そのまま、過ぎることを望みます。殺し合いなんて、悲しいこと……
どこの国の軍だって、今の規模じゃあ戦争も出来ねぇよ。せいぜい、盗賊団やら謀反者を駆逐するくらいが関の山。だが……起こそうと思えば、いつでも起きるだろうな。だが、それは……この世界の終わる時にちがいない。
question32
夢はありますか。それは何ですか。
ゆ、め……そう、ですね。とても、とても大きな夢があります。でも、今はまだ……言えません。
俺も、この質問はパス。夢ってのは、そう簡単に明かすもんじゃねぇだろ。
question33
信念はありますか。それは何ですか。
簡単に、諦めない。自分ひとりの問題であれば、精一杯頑張ってみて、それから諦めるかどうかを考えたいです。
信念、ねぇ……誰よりも、強く……とかか?
question34
趣味はありますか。
歌を歌うこと、本を読むこと……日向ぼっこ、も、趣味ですか?
これと言って取り上げるような趣味はないんだよなー…無趣味、てわけでもないんだが。
question35
あなたの世界に魔法はありますか。魔法についてどう思いますか。
ありません。不思議な力ですね。
不思議な力、っていうと、神の力を宿した男神の血や、その残り香を持つ女神の涙にもあるといえばあるような…。
question36
好きな事は何ですか。
歌うこと、です。
目新しいものを探すこと。
question37
嫌いなことは何ですか。
ものめずらしげに、じろじろと見られるのは、少し……居心地が悪いです。
それは俺へのあてつけか。
question38
大事なものは何ですか。
両親から授かったこの体と、命です。大切にしなければならないものです。
大事なもの、か……さぁ、何だろうな。色々と、捨てながら生きてきたから……分からない。
question39
好みのタイプは。
……私の全てを知って、それでも、受け入れてくれる、人……でしょうか。本当は、それだけではまだ足りないのですけれど。
……そうだな、全身が宝石で出来てるような女、とかはどうだ?
question40
異性をオトすコツなどあればご教示ください。
オトす……?
企業秘密、だろ?こういうことは。
question41
異性遍歴などは。
へん、れき……?
最初から最後まで、記憶しきれない程度には。
question42
これだけは許せないっということはありますか。
誰かを、力づくで従わせること。これは、自分自身への戒めでもあります。
特にない。これだけは、だろう?……あぁ、従わされるのは、嫌だな。
question43
死ぬまでにやっておきたい事はありますか。
歌姫としての責務を果たしたいです。世界を回り、この歌声で幸せを運んで。
……ここで言うと、マズイ気がするから、やめておく。
question44
あなたの世界に竜はいますか。妖精は? それは、どんなものですか。
竜も、妖精もおりません。でも、いたら素敵でしょうね。
そうか?危ないだろう、人襲ったりするかもしれねぇし。
question45
あなたの世界に魔物はいますか。それは、どんなものですか。
太古の昔に、男神様が封印なさった魔性が一体。それ以外は知りません。魔物は、人の心の中に巣食うものです。
魔物なんていやしねえよ。迷信だろ、迷信。
question46
雨の日は嫌いですか。その理由は。
雨は大地に降る恵みです、嫌いだなんて……でも、嵐の夜は、少し怖いです。
昔は嫌いだったな、雨。色々大変だったから。今は、そうでもないけど。
question47
忘れられない風景はありますか。
この国に来る時、初めて、月の王国を見下ろしました。とても……言葉にならないくらい美しかったです。
……いや、別に。
question48
戻りたい場所はありますか。
……いいえ。戻りたい場所は、いつも、私の胸の中に。
別に。これといってないな。
question49
作者にひとこと。
お疲れ様です。
俺にかけて欲しい言葉なんてないだろう?
question50
読者にひとこと。
とても長いお話ですが、最後までお付き合いいただければ幸いです。
乗りかかった船だ、最後まで見届けろよ?
SPECIAL THANKS!異世界FTキャラを質問攻め
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